誰のための会話か
経済とか、社会とか、情報らへんの言葉の中で、日々の生活で人が幸せになる上では特別必要ではない種類の単語が話の流れで口から出てしまうと、聞いた瞬間にすこしぐぐと前に寄ってくるような人もいれば、何か恐ろしい呪詛のようなものを聞いたようにぎょっとしてネガティブな表情をする人もいて、こういった話の癖はよくないなとしみじみ思うし、よくないなと思う元が自分の中にある卑しさみたいなもであるから、感情の話とかスタイルの話じゃないなら、せめてもっと柔らかく、柔らかく話ができるようになりたい。誰のための会話かを間違えないようにしたい。
そして感情やスタイルの話は、そもそもが宣戦布告になりがちだから、なるだけしないようにする。いろんな人がいる。