ややもす

偽物のような風景と、ものさし。

川沿いのベンチで

川沿いのベンチ

仕事に行き詰まった午前中にコンビニでパンと調整豆乳を買って、伸ばしたままの無精髭姿にかろうじで外に出れるって程度の格好して、川沿いのベンチまで歩いて、ぼうっとした顔で川を見ながらパンをくう、調整豆乳を飲む。みたいな日々を過ごしたこともありました。

日差しが肌に刺す感じとか、なのに澄んでいてやわらかく自分にあたる風とか、不審者を見る目で通り過ぎる自転車のおばちゃんとか、近くの小学校からきこえる声とか、いろいろと懐かしい気持ちになったりした。

匂いは記憶と密接に結びついていて、今日ふと感じた匂いが懐かしかったので。