ややもす

偽物のような風景と、ものさし。

X-E2使ってみて、ファインダー付きカメラが良いと思うようになった話

X-M1 XF35mm

フォトログをやってるからにはカメラとか写真についてそのうち書きたいなーと思ってました。ので!今日は今使ってるX-E2の話をちょっと。
元々は、ファインダー無しのX-M1(上の写真:iPhone5)を使っていたんだけど、プロネガやら像面位相差、それに操作性が自分の求めているものだったってこともあって、X-M1からX-E2に乗り換えました。

せっかくついてるから、とファインダーを使って撮影してみて気づいたことがいっぱいありました。今ではカメラ使うならファインダー付きがいいなと思うほどに。
以下、理由。

  • 本来の画角で撮ることが出来る
  • しっかり固定できるので手ブレが減る
  • 撮影に集中できる
  • シャッター音がよく聞こえる

本来の画角で撮ることが出来る

好きな画角は?と聞かれれば換算50mmらへんって答えるんだけど、はじめてXF35mmを使った時は「うおっ、これちょとだけ狭くね?」と感じました。
おばちゃん撮り(胸の前にカメラを持ってきて、液晶を見て撮る方法)だと被写体との距離がカメラを押し出す分狭くなるので、それだけ画角も狭くなるんだけど、ファインダーを使うようになってからは、カメラを顔まで持ってくることになるので、被写体との距離が出来て自分にとってはちょうどよい画角になりました。

しっかり固定できるので手ブレが減る

愛用のXF35mmはOIS(手ぶれ補正)が無いので、これは下手っぴな自分としてはかなりの問題です。というか自分みたいな下手くそかつ手がすぐ震えるような奴は、明るいところでもブレ写真を量産するんだけど、ファインダーを覗くようになって、おでこをしっかりとカメラにつけることでかなりブレ写真を減らすことができました。(それでもまだブレるけれども)
ちなみにX-E2はレンジファインダー風で、左にファインダーがついてるんだけど、両目を開けてカメラで顔を隠すようにかまえて、左目でファインダーを覗いてます。たぶんこれ間違った構え方くさいけど気にしないぞ。

撮影に集中できる

いらない情報をシャットアウトできるので、撮影に集中できる。
外でも液晶に日光が反射することもなく、じっくり撮影できる。

シャッター音がよく聞こえる

これが一番、何よりもグッときた点なんだけど、耳元でシャッター音が聞こえるってのは、こう、なんというか中毒的というか、無駄にシャッター切りたくなっちゃうね。
最初はファインダー覗くのはなんか恥ずかしいなぁと自意識過剰っぷりを発揮してたんだけど、それが気にならないくらいシャッター音をしっかり聞きながら撮るのは楽しいです。

気軽にやってみていいよね

カメラをやってる人って、こう、情熱的というか、ほんと大好きなんだろうなぁと思うんだけど、撮影に対してものすごくシビアでストイックであろうとしている人が多くて、それはとてもとても素敵なことなんだけども、ちょっとカメラって怖いなーとも思う。
自分みたいに「なんでもないものを適当にパシャパシャして、ああきれいだなーとか、ボケとるなぁー、なんか具体的にはよーわからんけどええなー」とか言って、それっぽさに満足してる人もけっこういます。いるはずです!
なのでみんなもっと明るい単焦点でボカしてわいわいやるのもいいんじゃね、と思います。わあい☆(ファインダーの話はどうした)