本当はどうにかなったはずの
それぞれ人には踏み込んじゃいけない場所はあるんだろうけれど、たとえば家族みたいなどうにも切って切り離せないような関係の人とか、一緒に暮らしていく人とか、ほんと何でそんななるまでどうにもできなかったんだろうかというような状況を見ると、もっと、こう、どうにかなったんじゃないかとか、自分にはまた別の今が見えるのになとか、そんな失礼で思慮の浅い妄想をしてしまう。
強く強く言葉にして、それが相手に届くまで続ければ、多くのことは、なんとか少しずつでも変わるもんじゃないだろうかとか思う。甘っちょろいのかな。でも、世の中が本当にどうしようもないことばかりで溢れているとは思えないんです。いや、本当はどうにかなったのになぁということで溢れていると思うのも、なんだか切ないのですが。