ややもす

偽物のような風景と、ものさし。

田中くんはいつもけだるげ

田中くんはいつもけだるげ

連載開始のタイトルと表紙みた瞬間に「おお!そうだよこれじゃないか!!」と思ったのだけど(何だよ)、ついに1巻発売。初版は品切れで地方では残念ながら手にできず、実際に買えたのは2刷でした、ちょっと悔しい。

何事も徹底してけだるい田中くんと、おせっかいで甘いモノが大好きな太田くんのかなりゆるげな日常モノ(4コマ風味)です。
もう壮大なストーリーとか、地球の危機とか、刺激的なマンガ表現とか、そんなのはいいけど、逆に萌え美少女のSF学園ラブコメとか百合気味のゆるゆる日常モノも食傷気味だなーって自分にはちょうどよく、キャプションから想像するほどホモホモした嫌らしさも出てなくて、かつ週替りヒロイン(?)が出始めてからグググッと面白さが増して男女ともに安心して(気を抜いて)楽しめる感じで、なんか、けっこういいなと思います。
「地味におもろい」とか「なんかしらんけど今日やりたいことないし転がってたら手元にあって読んでしまった(n回目)」みたいなのがこの漫画に対する適切な褒め言葉な気もする。

ちょこちょこと張られるそれっぽい伏線も、わりとサクッと回収していく感じなので緊張も少なく、徹底したけだるげな田中くんが周囲とのギャップで笑いを生みつつも、その芯のブレなさで周囲の安定を維持する姿に「そうだよなぁ」と呟いたりしたのでした。

即売会で薄い本見つけるとしたら、みゃーのがシリアス、えっちゃんがラブコメ、白石さんが18禁だと食指が伸びそうですな(最低)。2巻も楽しみです。